問題
「出典:令和元年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問12」
ア ファイルAとファイルBの各内容を変更せずに再度ハッシュ値を算出すると,ファイルAとファイルBのハッシュ値が異なる。
イ ファイルAとファイルBのハッシュ値nのデータ量は64バイトである。
ウ ファイルAとファイルBを連結させたファイルCのハッシュ値の桁数は16進数で示すと128桁である。
エ ファイルAの内容とファイルBの内容は同じである。
かんたん解説
ハッシュ値は、一方向関数で出力される値ですね。入力が同じであれば、出力は同じ。
入力が1ビットでも異なると、出力は全く別のものになります。
一方向関数といわれるくらいですので、逆方向に変換は不可能です。つまり、ハッシュ値から入力値を求めることは原則できません。
それと、出力は毎回同じ長さになります。
古くはMD5がありましたが、SHA-1やSHA-256など様々方式はありますね。
ということで、正解は(エ)ですね。