【リベ大】積み立て投資で増やした3000万円、使わずに死ねますか?出口戦略の完全ガイド

【リベ大】積み立て投資で増やした3000万円、使わずに死ねますか?出口戦略の完全ガイド

せっかく増やしたお金、使わずに人生を終えたら後悔しませんか?

20年コツコツ投資して、1000万円を3000万円に増やしたとします。でも500万円しか使わないうちに寿命を迎えてしまったら、これって実質的に大暴落と同じなんですよね。投資の世界では「増やし方」の情報は溢れてるけど、「使い方・取り崩し方」を教えてくれる人はほとんどいません。今回ご紹介するリベ大学長の動画は、まさにその盲点を突いた必見の内容です。

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=_R0trhVHvGc


リタイア時に陥る2つの症例

リタイアが近づくと、多くの人がどちらかに偏っちゃうんですよ。一つ目は「投資を早くフィニッシュさせたい症」。全部売却して現金化したい、株価の上げ下げを気にしたくない、分かりやすくゴールしたいって思っちゃうパターンですね。

二つ目は逆で「投資のスピードを落とせない症」。取り崩すことに強い抵抗感があって、資産が増える楽しさが忘れられなくて、ずっと使わないっていう。どっちも極端なんですよね。正解は中間で、ある程度投資を続けて資産寿命を伸ばしつつ、スピードを落として使うことに焦点を当てるっていうバランスが重要なんです。

資産取り崩しの4ステップ

書籍「積み立て投資の終わり方」で紹介されてる具体的な方法があるんですけど、これがめちゃくちゃ参考になります。

まず一つ目のステップは、リタイア前5年間で投資のリスク量を落とすこと。安全資産の預金とリスク資産の株式の比率を見直すんです。例えば預金2:株式8だったのを、預金4:株式6にするみたいな感じ。時速50kmの車を時速30kmまで落とすイメージですね。

二つ目のステップは、リスク資産のスリム化。10本のファンドを1本に集約するんです。推奨されてるのは、預金とオルカン(全世界株)のみっていうシンプルなポートフォリオ。認知機能の低下に備えて、できるだけシンプルにしておくっていうのが大事なんですよね。

三つ目のステップがまた面白くて、ファンド解約の練習をするんです。10万円から50万円単位で実際に解約してみる。「増やすマインド」から「使うマインド」への転換ですね。抵抗感を示す人ほど練習が必要だって言われてます。

そして四つ目のステップが、リタイア後に定率で取り崩すこと。毎年「資産の3%」を取り崩すんです。定額(毎年100万円)じゃなくて定率がポイントで、好況時は多く、不況時は少なく取り崩すことで資産寿命が伸びるんですよ。

定率取り崩しの具体例

総資産2200万円(預金1000万円+株式1200万円)の場合で考えてみましょう。まず2200万円×3%=66万円を取り崩すって決めます。取り崩し後は2134万円になるわけですけど、預金:株式=5:5を維持するように調整するんです。

株式を133万円分解約して、うち67万円を預金へ回して、残りの66万円を自由に使う。毎年この作業を1回だけ行うっていう感じ。計算はちょっと複雑に見えるかもしれないけど、年1回だけだし、慣れればそんなに難しくないんですよね。

高配当株投資との比較

動画では興味深い指摘もあって、インデックス投資は入口簡単(オルカン買うだけ)だけど出口難しい(取り崩し計算が複雑)。一方で高配当株投資は入口難しい(銘柄選定が必要)けど出口簡単(配当金の範囲内で生活すればOK)なんですよね。どちらも一長一短で、自分に合った方法を選ぶべきだって話です。

お金は使ってなんぼ

動画の中で紹介されてる名言があって、「88歳で8800万円の資産があるのは素晴らしい。でも別の視点で見れば、それは『心の負債』。できるはずだった経験、思い出の未購入額」っていう表現があるんです。これめっちゃ刺さりますよね。

投資元本1000万円を3000万円に増やしても、500万円しか使わなかったら実質的に大暴落なんですよ。この視点、衝撃じゃないですか?お金の増やし方は普遍的だけど、使い方は個別的。答えはありません。ただ自分が納得すればOKなんです。

リタイア前5年間を準備期間にして、リスクを落として、ファンド数を減らして、解約の練習をする。リタイア後は定率3%で取り崩す。増やして使うがセットで、出口を考えずに投資するのは出口のない迷路に挑戦するようなものだっていうのが、リベ大学長のメッセージなんですよね。


この記事は動画の内容を基に構成しています。投資は自己責任で行ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました