【家購入の準備】不動産プロが教える!購入前に必ずやるべき資金計画と心構え
YouTube動画: https://youtu.be/q-quvADmPeU
相談内容の概要
「家を買いたいけど、何から始めればいいかわからない」という多くの方が抱える疑問に、実需不動産のプロが答えます。賃貸か持ち家か、いつ買うべきか、どんな準備が必要か——家購入の「スタート地点」で知っておくべき重要ポイントを解説。
重要ポイント:家購入前の必須準備
1. 資金計画を最優先で立てる
最も重要なのは物件探しではなく資金計画!
多くの人が陥る失敗パターン:
– SUUMOで物件を見る→気に入ったものを見つける→予算オーバー判明→振り出しに戻る
– 住宅展示場に行く→いい物件を見る→ローンが組めず買えない
正しい順序:
1. 世帯年収に対していくらまでローンが組めるか確認
2. 組めるローン額≠買うべき額。月々の支払い可能額を決定
3. 旅行・習い事など他の支出も考慮した上で上限設定
4. その予算内で物件探しをスタート
2. 実物を見て間取り・広さを体感
図面だけでは絶対にわからない情報がある:
– リビング15畳でもマンションと戸建てで印象が全然違う
– 2階リビング+吹き抜けなら15畳でも広く感じる
– 3階建ての2階リビングは天井高が限られ狭く感じる
– 地域によって3階建てが建てられないエリアもある
Kさんのアドバイス:
「現場に行って体感することが何より重要。ネットの情報だけで判断すると、実際に見た時のギャップで後悔します」
3. 通勤距離と住環境のバランス
都心に近い狭い家 vs 郊外の広い家——これは永遠のテーマですが:
判断基準:
– 子供の人数(4人なら広さ必須)
– 通勤・通学の利便性
– 乗り換え回数と駅からの距離のバランス
例:「乗り換え1回で電車時間は長いが、駅から10分で行ける場所」という妥協点を探すことが重要。
専門家が警告する落とし穴
妥協点を決めないと永遠に買えない
「ベテラン」と呼ばれるお客様の存在:
– 何年も物件を探し続けている
– 過去に見た「幻の物件」を忘れられない
– 広くて・安くて・綺麗で・便利な家を求め続ける(存在しない)
Kさんの名言:
「そんな物件があったら、私が買います!」
買う気持ちを固めてから見学へ
物件見学は「いいものがあったら買う」という心構えで行くべき。
理由:
– ちゃんと準備すれば候補は2〜10件程度に絞られる
– 70点以上なら「買い」と判断
– 迷っている間に他の人が買ってしまう
逆に「数年後に買おう」と思っているなら、今は見に行かない方が良い。いい物件を見つけて逃すと「逃した魚症候群」に陥り、後悔が残ります。
家族全員で意思決定を
要注意パターン:
– 何度案内してもご主人しか来ない
– 何度案内しても奥様しか来ない
→これでは「買う気がない」と判断されてしまいます。最終的には家族で見て決めるのが一般的。
滝島氏からのアドバイス
期限を設定することの重要性
「いつか買う」という日はカレンダーに存在しない!
- 具体的な購入時期(年・月・日)を設定する
- 子供と一緒に住む期間は限られている
- 3〜4年探し続けた結果、子供が中学生になってしまうケースも
相場観を養うための見学はOK
ただし、すぐ買うつもりがないなら:
– 「見学=買う前提」という意識を持つ
– 不動産屋さんの時間を無駄にしない配慮
– 相場感を養うための見学であることを伝える
まとめ:家購入成功のための5ステップ
- 資金計画を最優先で立てる(銀行or不動産会社で相談)
- 月々の支払い可能額から上限を決める(組めるMax額で買わない)
- 実物を見て間取り・広さを体感する
- 妥協点を明確にする(完璧な物件は存在しない)
- 購入時期を具体的に設定する(○年○月までに契約)
不動産会社の見極め方:
良い会社は「予算決めから一緒にやりましょう」と提案してくれます。いきなり物件を見せてくる会社は要注意。
最後に:
家購入は人生最大の買い物。焦る必要はありませんが、「いつか」と先延ばしにせず、具体的な計画を立てて進めることが成功への近道です。信頼できる不動産会社を見つけ、納得のいくマイホーム購入を実現しましょう!
この記事は不動産ジプシー・滝島氏と実需不動産プロKさんのYouTube対談動画の内容を基に、家購入を検討する方への実践的アドバイスとして作成されました。

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