【必見】個人投資家・片山晃氏が語る「集中投資vs分散投資」の真実
あなたの分散投資、実は危険かもしれません
「リスク分散のために10銘柄以上持っています」なんて言ってるそこのあなた、ちょっと待った。その10銘柄、本当に自信を持って選びましたか?実は下手な人が分散すると、かえって危険なんです。今回ご紹介する動画では、65万円を10億円以上に増やした伝説の個人投資家・片山晃氏が、集中投資と分散投資の本質について語っています。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=arx4t_yonRk
実力に応じた投資戦略が全て
片山氏がインタビューの中で語っているのが、めちゃくちゃ面白いんですよ。「10銘柄いい銘柄あげろと言われたら90点のポートフォリオが作れる。でも30銘柄あげろと言われたら80点に下がる」って言ってるんです。これ、プロでもこうなるわけですよね。じゃあ初心者が無理に分散したらどうなるか想像できますか?
答えは簡単で、1番いい銘柄ですら60点くらい。そして10銘柄に分散したら、悪い意味での平均値に収束していって、結果的にインデックスに絶対勝てないっていう状態になるんです。これって皮肉な話で、「分散すれば安全」って思って始めたのに、実はインデックス買っとけばよかったじゃん、みたいな結論になっちゃう。
100億円への道は集中投資だった
片山氏が100億円達成したときの話がまた凄いんですよ。日本ライフラインっていう会社の株、1銘柄に10億円を全力投資したんです。そして10倍以上のリターンで100億円達成。「え、それってギャンブルじゃないの?」って思いますよね。でも違うんです。
彼がすごいのは、徹底したリスク管理があったからこそ、その集中投資ができたってこと。買ったときはPBR 0.4、配当利回り4%の割安水準で、「倒産しないシナリオ」を徹底検証して、EPSが伸びる確信があったから全力投資できたんです。つまり「これは絶対おかしい」っていう瞬間を見つけたんですね。
でもここで大事なのは、そういう瞬間に気づけるのは、日々の修練で実力を養った人だけだっていうこと。片山氏も動画の中で「人生で3〜4回、『これは絶対おかしい』という瞬間がある。そこで10倍になる」って言ってます。大きなジャンプは、そういう瞬間に集中投資しないと生まれないんです。
個人投資家がプロに勝てる理由
意外かもしれないけど、実は個人投資家の方が有利な面もあるんですよ。プロのファンドって、運用額が大きすぎて小型株に集中できないし、複数銘柄を保有しないといけない社内ルールがあったりする。結果、65〜75点の「まあまあ」なポートフォリオになっちゃうわけです。
一方で個人の強みは、自信のある85点の銘柄に全力投資できること。小型株も狙えるし、自由度が高い。ただし、経験を積んで実力を磨く必要があるっていうのが大前提。片山氏も「そもそも銘柄を選択するということは、かなり株の修練を積んだ先にあること」って明確に言ってます。
初心者は無理に分散せず、まずインデックス投資で経験を積む。実力がついてきたら、自信のある銘柄に集中する。自分が「神に近づいた」と感じる瞬間を逃さない。これが投資で大きく勝つための王道なんですね。
自分の実力を客観視できるか
投資の本質って、結局のところ自分の実力と向き合うことなんです。片山氏は動画の中で「株の神様」という例えを使って説明してるんですけど、年始の時点で今年最も上がる株を事前に分かってたら、それ以外の銘柄を買う意味ってありますか?って問いかけるんです。答えは当然ノーですよね。1銘柄100%でいいし、それがベストなんです。
でも僕らは神様じゃないから、分からないことがいっぱいある。この「分からないこと」は何でできてるかって言うと、未来を完全に予知することは絶対にできないっていう不確実性の部分と、株をどこまで分かっているかっていう実力の部分。この掛け合わせによって、自分が株の神様からどれぐらいの距離があるかが決まるんです。
だから、自分の実力が今どれぐらいなのかを客観視できないと、どういうポートフォリオにすべきかとか、どれぐらいのリスク量にすべきかってことは決められないんですよね。この動画を見れば、あなたの投資スタンスが大きく変わるかもしれません。
この記事は動画の内容を基に構成しています。投資は自己責任で行ってください。

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