「青汁王子」三崎優太が不動産業界で急成長した理由 – ゼロから10ヶ月で高級タワマン転売を成功させた戦略

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「青汁王子」三崎優太が不動産業界で急成長した理由 – ゼロから10ヶ月で高級タワマン転売を成功させた戦略

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=NJM-oEVcr6Y
チャンネル: 不動産地人G瀧島
出演: 青汁王子・三崎優太 × 不動産面G瀧島


概要

「青汁王子」として知られる三崎優太氏が、不動産業界参入からわずか10ヶ月で高級タワーマンション転売ビジネスを成功させた実例インタビュー。株価暴落とキャッシュフロー悪化という「どん底」から、いかにして不動産業者として急成長を遂げたのか、その具体的な戦略と市場観を語っています。


三崎優太氏のプロフィール

項目 内容
本名 三崎優太
愛称 青汁王子
現住居 賃貸タワーマンション(月額250万円)
居住面積 約200㎡(60坪)※ガレージ含む
不動産業歴 約10ヶ月(取材時点)
主な事業 高級タワーマンション仕入れ販売、EVバイク製造

なぜ不動産業界に参入したのか?

きっかけ:「青汁ヒルズ」の苦い経験

三崎氏は以前、内装費2億円をかけた豪華マンション「青汁ヒルズ」に住んでいました。

青汁ヒルズでの教訓

問題 詳細
家賃の高騰 大家から家賃を大幅に上げられた
内装費の無駄 2億円かけた内装が自分のものにならない
現状回復義務 退去時に5000万円の現状回復費用を請求される可能性

「この内装費は自分のものにならない。愛着がある家なのになくなってしまう。悔しいじゃないですか。」

不動産業者になった決断

持ち家を買おう → 知識がないから騙されるかも
              → いい物件は業者間で水面下で売られる
              → 不動産業者になるしかない!

結論: 自分で良い物件を手に入れるために、不動産業者になることを決意


「どん底」からの脱出ストーリー

タイミング最悪のダブルパンチ

時期 出来事
2024年初頭 株式投資で信用取引により含み損発生
同時期 青汁ヒルズ退去を迫られる
結果 キャッシュフロー悪化 + 5000万円の現状回復費用請求の恐れ

第1ステップ:中古ワンルーム購入(1750万円)

目的: とりあえず持ち家を確保

項目 詳細
購入価格 1750万円
状態 築古、設備ボロボロ
評価 元の家からしたら「犬小屋より狭い」

トラブル発生

  • 隣人が「危ない人」で壁ドンがひどい
  • 契約時に告知義務違反を指摘
  • 結果: 返品・返金に成功(諸経費のみ負担)

第2ステップ:パークタワー勝どき購入(3億4500万円)

資金の捻出方法

全資産を現金化:

  1. 車を全て売却(ロールスロイス、ベンツ、ジープなど)
  2. 貸していたお金の早期返済を依頼
  3. キャッシュで3億4500万円を用意
物件情報 詳細
購入価格 3億4500万円
購入方法 現金一括購入(法人名義)
居住期間 3〜4ヶ月
売却価格 4億円
利益 約5500万円

「資産はあったんです。キャッシュが悪かったんです。」


不動産業者としての事業展開

事業概要

項目 内容
主な事業 高級タワーマンション仕入れ販売
宅建免許取得 2025年1月
本格稼働 2025年2〜3月
融資状況 当初は全く引けず → 10ヶ月目で金利2〜4%で融資可能に

初期の資金繰りの苦労

銀行融資NG → ノンバンク利用 → 不動産クラウドファンディング(金利10%)

突破口:
– パークタワー勝どきの売却実績
– 月次決算書を金融機関に提示
– 「物件担保だから大丈夫」と粘り強く交渉

最近の取引事例

六本木のマンション購入(8億円弱)

項目 内容
購入価格 約8億円
用途 自己居住用(青汁ヒルズを超える内装予定)
融資 長期ローン利用

クラッシュ案件の仲介事例

案件 詳細
新橋駅前物件 相場より1億円以上安い / 4億円キャッシュ必要 / 契約と決済同時
売主 中国人(来日するこの日しか契約できない)
結果 法人登記が間に合わず成約ならず

三崎優太流・不動産投資の考え方

賃貸 vs 持ち家の選択

なぜ月250万円の賃貸に住むのか?

持ち家購入資金 → 投資資金として活用 → 不動産業者として優位性

「普通の一般の方は絶対持ち家の方がいいと思うんですよ。でも業者になるとそのお金があるんだったらどんどん回転させた方が利益になる」

法人購入のメリット

個人購入 法人購入
短期譲渡所得税40%以上 法人税率で処理可能
諸経費控除が限定的 経費計上の幅が広い
融資条件が厳しい 事業融資として対応可能

ワンルーム投資への見解

三崎氏の意見: 「ワンルームは買わない方がいい」

理由

  1. 需要と供給の問題
    • 中途半端な立地・中途半端な広さの物件が供給過剰
    • 希少性がない
    • 購入希望者が少ない
  2. 価格上昇の限界
    • 株価が5万円を超えても不動産価格は停滞
    • インフレだからといって上がるとは限らない
    • 「買う人がいない、物が余っているから上がる理由がない」
  3. 出口戦略の困難
    • 売却時にマイナスになるケースが多い
    • 毎月キャッシュアウト + 残債が残る
    • 損切りするか、損がなくなるまで待つしかない

不動産市場の今後の見通し

市場の現状分析

株価と不動産価格の乖離

指標 状況
日経平均株価 4万円 → 5万円に急上昇
不動産価格 停滞または下落気味
現象 株高不況(一部企業のみ儲かる、庶民は貧しい)

「株がこんだけ上がってるのに、不動産が逆に停滞してる。不気味なんですよね。」

三崎氏の今後の市場予測

高級タワーマンション市場

予測: 高止まり(大幅な上昇は期待できない)

理由:
1. 日本人の一般層は買えない価格帯に到達
2. インフレだけで価格が上がる時代ではない
3. 「誰が買うんだ」問題が顕在化

リスク要因:ブラックスワン

過去のショック:
– リーマンショック
– コロナショック

今後の懸念:
– 地政学リスク(台湾有事など)
– 地方不動産の崩壊 → 東京への波及

業者の戦略転換

トレンド: 高級タワマン転売 → 土地仕入れ + 一棟建築

背景:
– 転売利益が出にくくなってきた
– インカム重視の投資家向け物件にシフト
– 相続税対策として需要がある富裕層向け


買取再販業者の生存戦略

三崎氏が個人からの買取をしない理由

「お客さんの利益を奪うことが自分の利益になるから、利益相反になる」

  • 業者間取引のみ: お互いプロ同士なので徹底的に値下げ交渉
  • クラッシュ案件: 期限が迫っている案件を安く買い叩く

ブラックスワン発生時の業者の運命

タイプ 結果
在庫を大量に抱えている業者 含み損で倒産
余剰資金がある業者 安く買い取って単価を下げ、生き残る

教訓: 自己資本に対して買いすぎると、暴落時にやられる


まとめ:三崎氏に学ぶ不動産投資の教訓

成功要因

  1. 好きこそものの上手なれ
    「毎日スーモ・レインズの新着物件を全てチェック」

  2. 資産とキャッシュの違いを理解
    資産はあったがキャッシュがなかった → 全資産を現金化して勝負

  3. 実績を作ってから信用を得る
    最初は融資が引けない → 実績を積んで銀行の信用を獲得

  4. 市場を冷静に見る
    インフレ=不動産価格上昇という安易なセールストークに惑わされない

一般投資家への教訓

推奨 非推奨
持ち家(一般人の場合) ワンルーム投資
インカム重視の投資 キャピタル重視の投資(現在の市況では)
法人購入(事業者の場合) 個人での短期売買
実需のある立地 中途半端な立地・広さの物件

印象的な発言集

「やっぱり持ち家だなということで、でも持ち家を買おうとしても知識全くなかったんで騙されてしまうかもしれないし、何がいいかわからないし、やっぱ不動産業者じゃないといい家は手に入んないって当時聞いたんですよ。」

「本当に超見てます。もう毎日スーモ・ポータルサイトは新着更新は全部見ますし、レインズも一通り新着物件全部見ます。」

「日本人は値切ってこない。中国人はめちゃめちゃ渋い。キャッシュで買う、今すぐ買うから、買うから値切れみたいな感じが多い。」

「インフレだから上がるっていうのは、東京オリンピックだから上がると同じで、不動産の安易なセールストークに聞こえる。」


動画視聴のポイント

  • 00:00 – 自宅公開と不動産参入のきっかけ
  • 04:00 – 賃貸に住む理由
  • 06:00 – 株価暴落からの復活劇
  • 09:00 – パークタワー勝どき転売の詳細
  • 13:00 – 不動産市場の今後予測
  • 18:00 – ワンルーム投資への警告
  • 23:00 – ブラックスワンと業者の生存戦略

参考URL


この記事は上記YouTube動画の内容を基にした要約です。投資判断は自己責任で行ってください。

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