【2026年2月最新】ROCKNIX完全ガイド|JELOSから移行すべき理由とPS3エミュレーション対応の衝撃
はじめに
レトロゲーム携帯機のカスタムファームウェア界隈で重要な変化が起きています。長年愛されてきた「JELOS」が正式終了し、後継プロジェクト「ROCKNIX」が急速に進化を続けています。最新リリースではRPCS3(PS3エミュレーション)対応やDolphin QTのRetroAchievementsサポートなど、驚きの新機能が追加されました。
本記事では、ROCKNIXの最新情報と、JELOSユーザーの移行ガイドを詳しく解説します。
JELOSプロジェクトの終了
公式発表
JELOSプロジェクトは正式に終了しました:
“The JELOS custom firmware has been officially retired, former team members are now moving to a new project called ROCKNIX (Rockchip + Linux). The JELOS discord has now been switched over to be the ROCKNIX discord.”
(「JELOSカスタムファームウェアは正式に終了し、元チームメンバーは現在ROCKNIX(Rockchip + Linux)という新プロジェクトに移行している。JELOSのDiscordはROCKNIXのDiscordに切り替わった」)
ソースコードは引き続き公開されますが、バイナリの提供と公式サポートは終了しています。
終了の背景
JELOSの開発者の一部が一線を退くことを決め、残りの開発者が新しい名前でプロジェクトを継続することになりました。これはオープンソースプロジェクトの健全な世代交代の例と言えます。
ROCKNIX:JELOSの正統な後継者
最新リリースの注目機能
ROCKNIXの最新リリースには、驚くべき新機能が追加されています:
“RPCS3 has been added, bringing PS3 emulation to these handhelds. The ROCKNIX team has included Dolphin QT, which brings along RetroAchievements.”
(「RPCS3が追加され、これらの携帯機にPS3エミュレーションがもたらされた。ROCKNIXチームはDolphin QTを含め、RetroAchievementsが利用可能になった」)
対応デバイスの拡大
- Anbernic H700ラインナップ:初の公式安定ビルド
- R36S/R36H:引き続きサポート
- Retroid Pocket 5/Pocket Mini:多数の変更と改善
- PowKiddyデバイス:幅広い互換性
主要機能
- Emulation Stationフロントエンド:使い慣れたインターフェース
- RetroArchコア:旧世代システムのエミュレーション
- スタンドアロンエミュレーター:N64、Dreamcast、PSPなど
- RetroAchievements:実績システム対応
- PS3エミュレーション:RPCS3による新世代サポート
2026年のカスタムファームウェア選択肢
ROCKNIX(最推奨)
JELOSの直接的後継として、最も推奨されるオプションです:
- インターフェース:JELOSとほぼ同一
- 移行の容易さ:設定やROMの引き継ぎ可能
- 開発活発度:定期的なアップデート
- PS3サポート:業界初の携帯機向けRPCS3
KNULLI
オープンソースカーネルがない低電力レトロ携帯機向け:
- 対象デバイス:RG40XX H/Vなど
- 最新版:KNULLI Gladiator II(2025年12月22日)
- 特徴:新しいスクリーンモデルとの互換性
ArkOS
RK3326プロセッサ搭載デバイス向けの安定した選択肢:
- 対応デバイス:Anbernic RG350、RG351シリーズ
- 強み:長い開発実績と信頼性
- 用途:安定性を重視するユーザー向け
JELOSからROCKNIXへの移行手順
ステップ1:バックアップ作成
# バックアップすべきデータ
/storage/roms/ # ROMファイル
/storage/bios/ # BIOSファイル
/storage/saves/ # セーブデータ
/storage/.config/ # 設定ファイル
ステップ2:ROCKNIXイメージのダウンロード
- ROCKNIX GitHub Releasesにアクセス
- お使いのデバイスに対応したイメージを選択
- .img.gzファイルをダウンロード
ステップ3:SDカードへの書き込み
# balenaEtcher、Rufus、またはddコマンドを使用
# Linux/macOSの例
gunzip ROCKNIX-*.img.gz
sudo dd if=ROCKNIX-*.img of=/dev/sdX bs=4M status=progress
ステップ4:初回起動
- SDカードをデバイスに挿入
- 電源を入れて起動
- 初回起動時の拡張と初期設定を待つ(数分かかる場合あり)
ステップ5:データ復元
# バックアップしたデータを適切なフォルダに復元
/storage/roms/ # ROMファイル
/storage/bios/ # BIOSファイル
# セーブデータはエミュレーター設定確認後に復元
PS3エミュレーション(RPCS3)の使い方
対応デバイス
RPCS3は高性能を要求するため、Retroid Pocket 5やPocket Miniなどの上位モデルが推奨されます。R36Sなどの低価格デバイスでは動作が困難です。
設定のコツ
- BIOS:PS3のシステムソフトウェアが必要
- ゲーム形式:.pkg、フォルダ形式、ISOに対応
- パフォーマンス:ゲームによって大きく異なる
- 設定調整:各タイトルごとに最適化が必要
FAQ:よくある質問
Q1: JELOSはもう使えない?
既存のインストールは動作しますが、新しいアップデートはありません。セキュリティと互換性の観点からROCKNIXへの移行を推奨します。
Q2: ROCKNIXはJELOSと同じように使える?
はい。JELOSのフォークなので、インターフェースと操作感はほぼ同一です。
Q3: 自分のデバイスがROCKNIXに対応しているか確認するには?
ROCKNIX公式Wikiで対応デバイス一覧を確認できます。
Q4: カスタムファームウェアは合法?
カスタムファームウェア自体は合法です。ただし、著作権のあるBIOSやROMの無許可配布・ダウンロードは違法です。
Q5: ブリックのリスクは?
SDカードからブートする設計のため、リスクは非常に低いです。問題発生時も別のSDカードで復旧可能です。
まとめ
JELOSの終了は一つの時代の終わりですが、ROCKNIXという形でその精神は継承され、さらに進化しています。
主要ポイント:
- JELOS終了:公式サポート終了、ROCKNIXへ移行推奨
- ROCKNIX新機能:RPCS3(PS3)、Dolphin QT RetroAchievements
- 対応デバイス拡大:Anbernic H700、Retroid Pocket 5/Mini
- 移行の容易さ:JELOSからほぼシームレスに移行可能
- 活発な開発:コミュニティ主導の継続的改善
レトロゲーム愛好家にとって、2026年はROCKNIXを中心としたカスタムファームウェアの黄金期と言えるでしょう。JELOSユーザーの方は、この機会にROCKNIXへの移行を検討してください。

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