【問 17】 建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1. 建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、その全部について、敷地の属する地域の防火規制に従わなければならない。
2. 倉庫の用途に供する建築物で、その用途に供する3階以上の部分の床面積の合計が500㎡を超える場合には、耐火構造でなければならない。
3. 高さ25mの建築物には、周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、有効に避雷設備を設ける必要がある。
4. 高さ1m以下の階段の部分には、手すりを設けなくてもよいが、安全上の配慮が求められる。
宅建試験 2020年 問17
解答と解説
👋 こんにちは、宅建試験に挑戦する皆さん!宅建大好きたっくんです( ・∀・)つ〃∩ 今回の問題の正解は 選択肢1です!これは、建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合、全ての敷地において規定を適用するのが正しいからなんです。 具体的には、建築基準法第22条に基づいて、地域内の建築物に関する規定は、大きい方の地域の規定が適用されるのではなく、全ての地域で適用されることが求められます。つまり、敷地がどちらの地域に属するかに関わらず、全ての規定を守らなければならないということです 😉 日常生活で例えると、例えば、自宅が学校の近くにあって、学校のルールを守らなければいけないのと同じことです。たとえ自宅が学校の外にあっても、学校のルールを守る必要があるんですよ(^_^)v各選択肢の詳細解説
選択肢1: 建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合
この選択肢は 誤りです。なぜなら、全ての地域での規定が適用されるため、どちらか一方の規定だけを守ることはできません。 ✨ ここがポイント!✨ すべての地域の規定を守ることが建築基準法の基本です。選択肢2: 倉庫の用途に供する建築物での耐火建築物
この選択肢は 正しいです。床面積が500㎡以上であれば、耐火建築物としなければなりません。つまり、大きな倉庫は火事を防ぐために特別な設計が必要なんですよ (^_^)v選択肢3: 高さ25mの建築物の避雷設備
この選択肢も 正しいです。高さがある建物は雷に打たれるリスクが高いため、避雷設備の設置が義務づけられています。安全のためには必要な設備なんですね(`・ω・´)ゞ選択肢4: 高さ1m以下の階段の手すり
この選択肢は 正しいです。高さ1m以下の階段では手すりを設けなくても良いのですが、安全のためには設置することが推奨されています。つまり、ちょっとした階段だからといって、安心してはいけないということです(・∀・)ノこの問題の重要ポイント
法的根拠
この問題では、建築基準法に基づく地域ごとの建築物の規定が問われています。重要な法律知識としては:- 防火地域・準防火地域の違い
- 耐火建築物の定義
- 避雷設備の設置義務
- 建築物が防火地域にある場合は、すべての規定を守る必要がある
- 耐火建築物の要件は、床面積500㎡以上
- 高さが25m以上の建物には避雷設備が必要
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