ssh connect Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic,password) エラー解決ガイド
エラーの概要・症状
ssh接続時に「ssh connect Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic,password)」というエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーは、SSH接続が拒否され、認証が失敗したことを示しています。通常、SSHキーやパスワードの設定に問題がある場合に発生します。
このエラーが発生する原因
このエラーが発生する主な原因は以下の通りです。
- SSHキーの不一致: 使用しているSSHキーがサーバーに登録されていない、または誤ったキーが指定されている。
- パーミッションの設定: SSHの設定ファイルやディレクトリのパーミッションが正しく設定されていない。
- SSHエージェントの未起動: SSHエージェントが起動しておらず、鍵が認識されない。
- 認証方式の不一致: SSH接続時に指定された認証方式がサーバー側と一致しない。
解決方法
以下に、具体的な解決方法をいくつか紹介します。
解決方法 1: SSHユーザーの確認
- コマンドを実行します:
bash
$ ansible-playbook --user=djuarezg -vvv ansible-playbook-test.yml - SSHの引数やエラーメッセージを確認します。これにより、何が問題かを特定できる場合があります。
解決方法 2: SSHキーの生成と設定
- SSHディレクトリに移動します:
bash
$ cd /root/.ssh - 新しいSSHキーを生成します:
bash
$ ssh-keygen -t rsa - 公開鍵を表示します:
bash
$ cat id_rsa.pub authorized_keysに公開鍵を追加します:
bash
$ sudo nano authorized_keys- Ansibleで接続をテストします:
bash
$ ansible all -m ping -u root
解決方法 3: SSHエージェントの確認
- 現在のSSHキーを確認します:
bash
$ ssh-add -l - SSHキーを追加します:
bash
$ ssh-add ~/.ssh/<private_key_file> - これにより、SSHキーがエージェントにロードされているか確認します。
解決方法 4: Ansible設定ファイルの編集
- Ansibleの設定ファイルを作成または編集します:
ini
[defaults]
private_key_file = /Users/username/.ssh/private_key - プレイブック内でSSHプライベートキーを指定します:
yaml
vars:
ansible_ssh_private_key_file: "/home/ansible/.ssh/id_rsa" - Ansibleプレイブックを実行します:
bash
ansible-playbook -vvvv --private-key=/Users/you/.ssh/your_key playbookname.yml
解決方法 5: プレイブックにユーザーを追加
- プレイブックファイル（例えば、
deploy.yml）を編集します:
“`yaml
- hosts: all
remote_user: root
tasks:- name: ping
action: ping
“`
- name: ping
- これにより、リモートユーザーが指定され、接続が成功する可能性があります。
解決方法 6: SSHキーの転送設定
- SSHキーを
authorized_keysに追加します:
bash
cat ~/.ssh/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys - SSH接続時に認証を転送します:
bash
ssh -A <username>@<hostname>
エラーの予防方法
- SSHキーの管理: 定期的にSSHキーを確認し、不要なキーを削除します。
- ファイルのパーミッション設定:
~/.sshディレクトリのパーミッションを700、authorized_keysファイルのパーミッションを600に設定します。 - SSHエージェントの使用: SSHエージェントを常に使用し、必要な鍵を事前に追加しておきます。
まとめ
「ssh connect Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic,password)」というエラーは、SSH接続の認証に関連する問題です。上記の解決方法を試すことで、問題を解決できる可能性が高いです。SSHキーや設定の確認を行い、適切な手順を踏むことで、スムーズに接続できるようにしましょう。
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