身近な人でのフランクなミーティングだったら、NWが切断されても再接続すれば問題無いです。でも、ある程度オフィシャルで、超大事な会議のZoomの切断は許されません(運用緊張しますね~)。
でも、NWが命のZoom、リハーサルではうまく言っていたのに、本番当日に限って(リアル参加者が多いので)回線が込み合ってダウン~ってこともよくあることです。
そんなときのため、有線と無線で二重化する方法について説明します。
やりかたは超簡単!有線と無線をどちらも繋げて、ホストを開始しましょう。
これだけで、片方が切断されたときに勝手に切り替わります。OSがやってくれてるのね。ただし、切り替わるまでには少し時間がかかりますので要注意ってことで。
私は、これまでに何度かこういう場面に遭遇していますが、実際はこんな順番になります。
1.有線と無線どちらも繋げているホストがあって、例えば利用をしてた有線LANに何らかの障害(物理的に切断など)が発生した
2.一定時間たって、ホストのZoomクライアントが無線で再接続を試みる
3.再接続できた時点で、ホストは復帰
ここまでは想像しやすいですよね。この無線LANまでもダウンしてしまっている場合は、以下のような順番をたどります。
3.ホストは、悲しいかな、再接続が出来ないまま切断
4.Zoomのサーバは、他の参加者の1名にホスト権限を勝手に委譲する
突然ホストを委譲されるんですねー。びっくり。
ともあれ、ホストが切断されてもZoomミーティングはそのまま進行されます。
終了されることはありませんので、この点はご安心を、ですね!
ということで、大きな会議では安定運用のためいろんな手段を講じておきます。
・極力、無線LANと有線LANの上流のNWは別にしておく
→同じだったら、上流が死ぬと共倒れになりますからね
・共同ホストを数名設定しておく
→ホストが居なくなったときに、運用継続できるように
・別途LTE契約しているiPadをメンバに加えておく
→有事には、このiPadのカメラにスポットライトビデオを当てて話者を映しましょう
などなど。
いろんな手を打てるから、Zoomは便利ですね。
経験的にも障害を乗り切れた時、どんだけ嬉しかったか。
そのためにも、万全尽くして準備しときましょう!
たった1つの失敗で、使えねーと判断されるってこと、このITの分野には多々あるケースですので。
# 尚、実際には、ホストPCにsimが刺さっていてLTE接続できるのならば、無線LANと有線LANとLTEとで、三重に冗長化できるだろーなーと(実際は試してないけど)思ってます。