Zoomを導入して「えークラウドレコーディング便利じゃん!使おう!」ってなった後に、実運用でどの組織も通る道があります。それが、レコーディングファイルがダウンロードされることに対する懸念。
勝手にダウンロードされて、誰かに転送されたらどうしよう、、って考えますよね。どこでも。
クラウドレコーディングのダウンロードを制限する設定はいくつかあるのですが、今回は
1.単純に、ゲストに対してダウンロードを禁止する
2.ゲストもホストも管理者も、絶対的にダウンロードを禁止する
の2点についてご説明したく思います。
1.単純に、ゲストに対してダウンロードを禁止する方法
クラウドレコーディングした後に、処理が終わってURLが付随してくるメールがありますよね。この参加者に展開するURL内で、ダウンロードを禁止する方法がこれです!
「管理者>アカウント設定>記録>クラウド記録ダウンロード」をOFF!
これで、ダウンロードリンクが無くなります!
ほらリンクが無くなった!簡単ですね!これで1つ安心!
2.ゲストもホストも管理者も、絶対的にダウンロードを禁止する方法
次に、絶対的に誰にもダウンロードされたくない場合に行う設定です。
「管理者>アカウント設定>記録>クラウド記録ダウンロード」をOFF&ロック!
こうすることで、マイ録画からも録画管理からも、ダウンロードが出来なくなります。
あーー、ダウンロードできなくなった。。成功!
ということで、本日は「Zoomのレコーディングファイルをダウンロード禁止にする簡単な方法」という題で、その方法を2つご紹介しました。
でも、デジタルでデータになっている以上、なんだかんだコピーされるリスクは伴いますので、これまでコンサルでZoomを展開してきても思うのですが、機能で100%目的を達成することは不可能と考えた方が良いです。9割は防げるよね~って考えるのがGoodです。
逆に、システムで100%対策しました!とした大々的に報告した上で、バグやらミスやらなんらか欠陥が出たときに取らされる責任リスクって、、、それ怖いですよね。悲劇。
ということで、現実的には、あとは運用面でどうするかってことを考えることが大切と思います。例えば、そもそも漏洩しても問題ないの無い会話をするとか、後ろにいる人に注意するとか、基本的なITリテラシーとか、セキュリティポリシーの策定と教育とか、様々要因を挙げて対策を実施することの方が大切かと思ってます。だって1人悪意を持っている社員が居たらOUTですからね。それよりも複合的に対策を練って、具体的に実施し、組織としての総合力を強くすることが大切です。
ITを信頼しすぎないようにしましょう。それではまた!