いくつかZoom Roomsのエントリで紹介してきましたが、Zoom Roomsで設置しているPCなど機器に障害が起きた場合どうしましょう?
ともかく使える機器としては、コントローラー用iPadやスケジュール作成用iPadはありますので、iPadを用いてどうにかZoomミーティングを行うってのが1つの手だと思います。
運用回避手順
障害から復旧するには何よりスピードが大切ですので、通常の品質よりも低かったとしてもOKとします。スピードが何より優先されるってことで。
1.iPadでZoomミーティングを起動して、サインインをする
2.「新規ミーティング」ボタンを押す、オーディオも映像もONに!
3.ミーティングIDとパスワードを確認して関係者にメールなどで展開!
これだけでOK!1つのiPadで行えるって、改めてZoom素晴らしいですね!
よりリッチな環境のため(少し余裕がある際に)
音声改善
とはいえ、iPadだけでは映像と音声が貧祖です。この中で優先すべきは音声。最低限、声が届けばコミュニケーションできますので。
逆に音声が聞こえづらかったりブチビチ切れると、人ってすごくストレス感じるんですよね。障害発生時に見事iPadで運用復旧出来たとしても、確実にクレームに繋がります。
よって、iPadで音声を良くするために、Bluetoothのマイクスピーカーを繋げることにします。これで相当に音声の品質が改善します!これにどれだけ救われたことか。現実にも、もしものときの精神的な安心のためにも。
Jabra Speak 710は良くできたマイクスピーカーです。USBでもBluetoothでも使えるし、1台でも、そして2台をつなげて広い会議室でも使えます。セットアップも楽だし、お勧めできるマイクスピーカーです。
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更に広~い会議室で、マイクが3つ以上必要な際にも使えるものがあります。これは今度紹介しますね。
映像改善
iPadの映像改善の観点では、iPad用のスタンドがおすすめです。ある程度距離をもって角度を付けて設置することが出来るのでGood!
見た目は面白いけど、なかなか使えます。
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ミーティング時間の延長
もしiPadにサインインしているアカウントがBasicアカウントだった場合、3人以上の参加者では最大40分の制限がかかります。これを延長する裏技を1つお伝えしておきます。
やりかたは簡単!別のZoom Roomsでミーティングに参加するだけです!あまり知られていませんが、これだけで最大24時間まで延長されます。ま、ほかの利用可能なZoom Roomsが使える場合に限られますが。
とりあえずミーティングを開始した後に空いてなければ、35分時点くらいで再度繋げなおすようにアナウンスすれば良いですけどね!
最後に
ということで、今回は「Zoom Roomsに障害発生!どうする!?(iPad運用回避編)」と題して、障害時の対処法を示しました。Zoom自体が、自由にシステム構成しやすいですので、いろいろ考えられますね。お役立て頂ければ嬉しいです。
そんじゃまた!