PMP vs CISSP vs AWS!キャリア別おすすめ資格徹底比較【2025年最新版】
こんにちは!これまで「年収800万円超え!IT資格最高峰TOP5」と「コスパ最強!取って損しないIT国際資格ベスト10」をご紹介してきました。今回は、特に人気の高いPMP・CISSP・AWS認定資格の3つを徹底比較します!
「結局、自分にはどの資格が向いているの?」「複数取るならどの順番がいい?」という疑問に、キャリア別・職種別に詳しくお答えします。あなたのキャリアプランに最適な資格が見つかるはずです!
3大人気資格の基本比較
まずは、PMP・CISSP・AWS SAAの基本情報を比較表で見てみましょう。
項目 | PMP | CISSP | AWS SAA |
---|---|---|---|
分野 | プロジェクトマネジメント | セキュリティ | クラウド |
発行団体 | PMI | ISC2 | Amazon Web Services |
受験費用 | $555(約81,000円) | $749(約110,000円) | $150(約15,000円) |
勉強時間 | 100〜150時間 | 100〜200時間 | 60〜120時間 |
難易度 | ★★★★☆ | ★★★★★★ | ★★★☆☆ |
合格率 | 約40〜50% | 約50%以下 | 約60〜70% |
平均年収 | 1,072万円 | 800〜1,500万円 | 586〜900万円 |
資格更新 | 3年ごと(60 PDU) | 3年ごと(120 CPE) | 3年ごと |
受験資格 | 実務経験必須 | 5年以上の実務経験 | なし |
グローバル認知度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
PMP(Project Management Professional)徹底解説
どんな資格?
PMPは、プロジェクトマネジメント協会(PMI)が認定する国際資格で、プロジェクトマネジメントの知識と実践力を証明します。PMBOK(Project Management Body of Knowledge)に基づいた体系的な知識が求められます。
取得するメリット
- 年収アップ効果大:日本のPMP取得者の平均年収は約1,072万円(1ドル=146円換算)
- グローバル認知:世界共通の認定資格で、外資系企業での評価が高い
- 業務効率化:プロジェクトの進行管理がスムーズになり、コスト削減につながる
- キャリアアップ:マネージャー・PM職への昇格に有利
受験資格
- 大卒の場合:3年間(36ヶ月)のプロジェクトマネジメント経験、35時間の公式教育
- 高卒の場合:5年間(60ヶ月)のプロジェクトマネジメント経験、35時間の公式教育
試験概要
- 問題数: 180問(選択式・複数選択・穴埋め・ドラッグ&ドロップなど多様)
- 試験時間: 230分(3時間50分)
- 合格ライン: 約60%(175問中106問以上の正解)
- 試験形式: CBT(Computer Based Test)
こんな人におすすめ
- プロジェクトマネージャーを目指す方
- ITコンサルタント
- プロジェクトリーダー・サブリーダー
- 大規模プロジェクトの経験を活かしたい方
資格維持
3年ごとに60 PDU(Professional Development Units)が必要です。詳しくは前回のPMP試験完全ガイドをご覧ください。
CISSP(Certified Information Systems Security Professional)徹底解説
どんな資格?
CISSPは、世界最高峰のセキュリティ資格で、ISO/IEC17024の認証を受けた信頼性の高い国際資格です。情報セキュリティの8つのドメイン全体をカバーし、セキュリティマネジメントの専門家を認定します。
取得するメリット
- 最高峰の年収:日本で年収800万円〜1,500万円、海外では1,500万円〜2,000万円
- 希少価値:日本国内の認定者は約4,000人のみで、非常に希少
- CISO候補:最高情報セキュリティ責任者(CISO)への道が開ける
- セキュリティ分野の最高峰:セキュリティエンジニアのキャリアの頂点
受験資格
8つのドメインのうち2つ以上で5年以上の実務経験が必須です。
試験概要
- 問題数: 100〜150問(CAT方式:Computer Adaptive Testing)
- 試験時間: 3時間
- 合格ライン: 非公表(推定70%前後)
- 試験形式: CBT(Computer Based Test)
こんな人におすすめ
- セキュリティエンジニアのトップを目指す方
- セキュリティコンサルタント
- セキュリティアーキテクト
- CISO(最高情報セキュリティ責任者)候補
資格維持
3年ごとに120 CPE(Continuing Professional Education)が必要です。
AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)徹底解説
どんな資格?
AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、AWSクラウドの設計・構築スキルを証明する資格です。クラウド市場シェア1位(約32%)のAWSを扱えることは、インフラエンジニア・クラウドエンジニアにとって大きな武器になります。
取得するメリット
- 最もコスパが良い:受験費用15,000円、勉強時間60〜120時間でこの効果
- 年収アップ:AWS認定資格取得者の平均年収は約586万円、Professionalレベルなら700〜900万円
- 需要が高い:クラウド市場の拡大に伴い、AWS人材の需要は急増
- 転職・案件獲得に有利:資格があるだけで書類選考通過率が大幅にアップ
受験資格
なし(誰でも受験可能)
試験概要
- 問題数: 65問(選択式・複数選択)
- 試験時間: 130分
- 合格ライン: 1000点満点中720点以上
- 試験形式: CBT(Computer Based Test)またはオンライン監督試験
こんな人におすすめ
- クラウドエンジニアを目指す方
- インフラエンジニアからキャリアアップしたい方
- フリーランスとして高単価案件を狙いたい方
- 将来的にAWS Professionalを目指す方
資格維持
3年ごとに再認定試験または上位資格取得が必要です。
職種別おすすめ資格診断
あなたのキャリアプランに合わせて、最適な資格を選びましょう。
🖥️ 開発エンジニア・プログラマー
おすすめ順位:
1. AWS SAA(★★★★★)
2. PMP(★★★☆☆)
3. CISSP(★★☆☆☆)
理由:
開発エンジニアにとって、クラウドの知識は必須です。AWSはCI/CDパイプライン、コンテナ(ECS・EKS)、サーバーレス(Lambda)など、開発に直結する技術が豊富です。
キャリアパス例:
1. AWS SAA取得(中級レベル)
2. AWS Developer Associate取得(開発特化)
3. AWS Solutions Architect Professional(上級レベル)
🔧 インフラエンジニア・SRE
おすすめ順位:
1. AWS SAA(★★★★★)
2. CISSP(★★★★☆)
3. PMP(★★★☆☆)
理由:
インフラエンジニアはクラウド時代において最も需要が高い職種の一つです。AWSの知識は必須で、セキュリティの知識(CISSP)があればさらに市場価値が上がります。
キャリアパス例:
1. AWS SAA取得(基礎固め)
2. AWS Solutions Architect Professional(上級)
3. CISSP取得(セキュリティ強化)
🔐 セキュリティエンジニア
おすすめ順位:
1. CISSP(★★★★★)
2. AWS SAA(★★★★☆)
3. PMP(★★☆☆☆)
理由:
セキュリティエンジニアにとって、CISSPは最高峰の資格です。ただし、クラウドセキュリティの知識も必須なので、AWSも取得しておくと市場価値が大幅にアップします。
キャリアパス例:
1. CompTIA Security+取得(基礎)
2. AWS SAA取得(クラウドセキュリティ理解)
3. CISSP取得(最高峰)
4. CISO(最高情報セキュリティ責任者)
👔 プロジェクトマネージャー・PM
おすすめ順位:
1. PMP(★★★★★)
2. AWS SAA(★★★☆☆)
3. CISSP(★★☆☆☆)
理由:
プロジェクトマネージャーには、PMPが圧倒的におすすめです。平均年収1,072万円と、3つの資格の中で最も高い年収が期待できます。
キャリアパス例:
1. 基本情報技術者試験(IT基礎)
2. PMP取得(PM専門知識)
3. AWS SAA取得(技術理解)
4. シニアPM・PMO・プログラムマネージャー
💼 ITコンサルタント
おすすめ順位:
1. PMP(★★★★★)
2. CISSP(★★★★☆)
3. AWS SAA(★★★★☆)
理由:
ITコンサルタントには幅広い知識が求められます。PMPでプロジェクトマネジメント、CISSPでセキュリティ、AWSでクラウドの知識をカバーすることで、トリプルクラウンを達成できます。
キャリアパス例:
1. AWS SAA取得(技術基礎)
2. PMP取得(マネジメント)
3. CISSP取得(セキュリティ)
4. シニアコンサルタント・パートナー
🏗️ クラウドアーキテクト・ソリューションアーキテクト
おすすめ順位:
1. AWS SAA(★★★★★)
2. CISSP(★★★★☆)
3. PMP(★★★☆☆)
理由:
クラウドアーキテクトには、AWSの深い知識とセキュリティの知識が不可欠です。特にエンタープライズ企業では、セキュアなアーキテクチャ設計が求められます。
キャリアパス例:
1. AWS SAA取得(基礎)
2. AWS Solutions Architect Professional(上級)
3. CISSP取得(セキュリティ)
4. AWS Security Specialty(セキュリティ特化)
5. チーフアーキテクト・CTO
複数資格の組み合わせ効果
複数の資格を持つことで、相乗効果が生まれます。
🏆 最強の組み合わせTOP3
第1位:AWS Professional + CISSP
効果:
– セキュアなクラウドアーキテクチャ設計の専門家
– 年収1,000万円超えが現実的
– エンタープライズ企業での需要が非常に高い
こんな人に:
– クラウドアーキテクト
– セキュリティアーキテクト
– CTOを目指す方
第2位:PMP + CISSP
効果:
– セキュアなプロジェクトマネジメントの専門家
– CISO(最高情報セキュリティ責任者)候補
– コンサルティングファームでの評価が高い
こんな人に:
– ITコンサルタント
– セキュリティコンサルタント
– CISO候補
第3位:PMP + AWS SAA
効果:
– 技術とマネジメントの両方を理解するハイブリッド人材
– 大規模クラウド移行プロジェクトのPMとして活躍
– 年収900万円〜1,200万円も狙える
こんな人に:
– プロジェクトマネージャー
– ITコンサルタント
– PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)
取得する順番の正解は?
「どの順番で取るべきか?」という質問に対する答えは、キャリアステージによって変わります。
🔰 初心者(実務経験0〜2年)
おすすめルート:
1. AWS SAA(受験資格なし、コスパ最強)
2. 実務経験を積む
3. PMP または CISSP(5年後)
理由:
AWSは受験資格がなく、勉強時間も60〜120時間と短いため、最初に取得するのに最適です。
💪 中級者(実務経験2〜5年)
おすすめルート:
1. AWS SAA(まだ持っていなければ)
2. AWS Solutions Architect Professional
3. CISSP または PMP(実務経験5年以上で)
理由:
実務経験を積みながら、上位資格にチャレンジしましょう。CISSPとPMPは5年以上の実務経験が必要です。
🚀 上級者(実務経験5年以上)
おすすめルート:
1. CISSP または PMP(まだ持っていなければ)
2. AWS Professional(まだ持っていなければ)
3. トリプルクラウン達成(PMP + CISSP + AWS Professional)
理由:
3つ全てを持っていれば、年収1,000万円超えも夢ではありません。
実際の年収データ比較
資格別の年収データを見てみましょう。
単体資格の年収
資格 | 平均年収(日本) | 平均年収(海外) |
---|---|---|
PMP | 1,072万円 | $134,000(約1,900万円) |
CISSP | 800〜1,500万円 | $160,000〜$200,000(約2,300〜2,900万円) |
AWS SAA | 586万円 | $130,000(約1,900万円) |
AWS Professional | 700〜900万円 | $160,000(約2,300万円) |
複数資格保有者の年収
組み合わせ | 推定年収(日本) |
---|---|
AWS SAA のみ | 586万円 |
AWS Professional のみ | 700〜900万円 |
PMP のみ | 1,072万円 |
CISSP のみ | 800〜1,500万円 |
AWS Pro + CISSP | 1,000〜1,800万円 |
PMP + CISSP | 1,200〜2,000万円 |
PMP + AWS Pro | 900〜1,500万円 |
トリプルクラウン | 1,500〜2,500万円 |
まとめ:あなたに最適な資格は?
📊 最終判定チャート
クラウドエンジニア志望 → AWS SAA → AWS Professional → CISSP
セキュリティエンジニア志望 → CompTIA Security+ → CISSP → AWS SAA
プロジェクトマネージャー志望 → 基本情報技術者試験 → PMP → AWS SAA
ITコンサルタント志望 → AWS SAA → PMP → CISSP(トリプルクラウン)
最後に
PMP・CISSP・AWSの3つの資格は、いずれも年収アップ・キャリアアップに直結する最強の武器です。
取得のポイント
- 自分のキャリアプランを明確にする:どの分野で活躍したいのか?
- 段階的に取得する:いきなり最難関を狙わず、ステップアップ
- 実務経験とセット:資格だけでなく、実務経験も並行して積む
- 複数資格で相乗効果:トリプルクラウンを目指せば年収1,500万円超えも夢じゃない
あなたのキャリアに合った資格を選んで、年収アップ・キャリアアップを実現しましょう!
参考URL
- PMP資格は年収にどのくらい影響する?転職に有利かメリットを解説 – Geekly
- PMP試験の難易度と合格率は?迷わず合格を目指すおすすめの方法とは – IT Concepts Japan
- CISSPの難易度は高い?合格率や勉強時間、勉強方法をわかりやすく解説! – アンドエンジニア
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